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PSマローの評価




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安心 2000年2月号 マキノ出版発行
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ポンコランチの評価

 
ポンコランチそのものを糖尿病の治療に用いているスリランカでは、写真のようにポンコランチの幹をくりぬいてコップを作り、そこに湯を注いで飲むのです。特に糖尿病でのどの乾きが激しい人は、寝る前にポンコランチの器に湯を注ぎ、それを夜中に何度も飲むそうです。ポンコランチの有効成分は水に溶けやすいのでこれはとても賢い方法といえます。
インドのアーユルベーダ、そして中国の漢方という、アジアの伝統的な二大医学に珍重されてきたポンコランチの効能が、今回、私と京都薬科大学の共同研究で、科学的な側面からも裏付けられたのです。

 
仙台市内にある2つの医療機関の内外来通院中の糖尿病患者および糖尿病のリスクとなる肥満傾向のある患者53名にサラシア・オブロンガを服用してもらい、その有効性を検索した。サラシア・オブロンガは“ポンコランチ”を使用。 糖尿病の治療は、体内に不足しているインスリンを直接補うインスリン注射や膵臓からのインスリンを促進する内服薬を使用する薬物療法が進歩しており現場では日常的に行われている。 今回の臨床では、サラシア・オブロンガの服用は、糖尿病の治療に有効に作用し、その症状を改善させることが示された。
今後、このサラシア・オブランガなどの患者サイドからの治療と、医療サイドからの治療である薬物療法とを組み合わせることによって、さらなる治療成果を挙げることが可能になる。
 
ポンコランチの根から作ったコップをマハラジャたちは常用した。このコップの中に前の晩水をいれておくと、翌朝には根の有効成分がしみ出て来ます。これを飲んで、糖尿病を治したと言われています。いえ、糖尿病のみならず、神経痛やリウマチ、むくみなどにも効果があったようです。今では一般庶民も利用するようになり、その根をこままかく粉砕したものを煮出して、お茶のようにして飲む方法が一般的です。
これは5000年以上の歴史があるインド伝承医学“アーユルヴェーダ”に基づくもの。同じくアーユルヴェーダ医学が社会に浸透しているスリランカには、約600年前に書かれたという伝承医学の医学書“貝多羅葉経”があるが、ここにはポンコランチの効能が記述されている。