【脳の健康について 健康豆知識】

脳の健康について

脳の健康について



脳の衰えの原因

痴呆症に代表される脳の衰えの原因は大別して、脳卒中等の血管系の障害によるものと、アルツハイマーのように脳の萎縮症に起因するものがあります。
血管系に起因するものに効果のある食べ物としては有名なものには、いちょう葉エキス、魚類に含まれるEPA,DHAなどが有り、その多くは血をサラサラにして脳の血行を良くするというメカニズムです。
一方、脳の萎縮に効果のある食品成分としては、卵黄レシチン、大豆レシチン等があり、脳細胞の主要な構成成分であるこれらのリン脂質を補充し、脳細胞の欠落を防止しようというものです。

注目を集めるホスファチジルセリン(PS)

こういった食品群の中で、注目を集めているのが、ホスファチジルセリン(PS)という大豆から抽出されたリン資質です。
ホスファチジルセリン(PS)は、脳神経細胞(ニューロン)の膜とニューロンが互いに情報交換をする突起をつくるのに必要な栄養成分です。脳内での情報伝達にかかわるため、脳の栄養素とも呼ばれています。その効果は30年以前から欧米での臨床試験で確認されています。また、ホスファチジルセリンは、記憶力、認識力、学習力、うつ病(うつ症状)、ストレスを和らげる、ADHDなど、その他多くの効果が指摘されています。

脳を常に若く保ち、活性化するホスファチジルセリン(PS)は高齢者のみならず、コンピューター技師、医師、弁護士などの頭脳労働者、集中力が決め手のスポーツ選手、受験生などにもの好評を博し、北米では発売3年で既に100億円市場を形成していると言われています。
→ホスファチジルセリンについて

オメガ3系(n-3系)脂肪酸

オメガ3系脂肪酸、n-3系脂肪酸って何?
最近オメガ3系(n-3系)脂肪酸が注目されていることもあり、テレビでオメガ3、または新聞でn-3系、DHAや魚油などの言葉が並んでいます。 雑誌や新聞など一般的にはオメガ3系脂肪酸と呼ばれることが多いと思いますが、厚生労働省はn-3系と書くようです。
オメガ3系脂肪酸もn-3系脂肪酸も同じ意味です。
オメガ3とかオメガ6と言っているのは、油ではなくその部品である脂肪酸についてです。
脂肪酸にはたくさんの種類があり、それぞれ特性が異なります。
健康によいとされる不飽和脂肪酸は魚油に含まれ、オメガ3脂肪酸を豊富に含んでいます。
オメガ3脂肪酸の成分であるDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、コレステロールなどの脂質の調節、血圧の調節などに働き、脳梗塞、心筋梗塞を予防すると言われています。

脂肪酸の種類

脂肪酸は飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸に分けられ、不飽和脂肪酸はさらにオメガ3系(n-3系)脂肪酸、オメガ6系(n-6系)脂肪酸、オメガ 9系(n-9系)脂肪酸に分けられます。
同じオメガ3系(n-3系)脂肪酸でも、脂肪酸そのものの種類はたくさんあります。
DHAもEPAもαリノレン酸もオメガ3系(n-3系)脂肪酸に分類されます。そして油の種類によって、含まれている脂肪酸のバランスが異なります。


分類 脂肪酸名 多く含まれる油
飽和脂肪酸 パルミチン酸、ステアリン酸など 動物性油脂
不飽和脂肪酸 オメガ9系(n-9系)脂肪酸 オレイン酸など オリーブ油
オメガ6系(n-6系)脂肪酸 リノール酸など 一般の植物油
オメガ3系(n-3系)脂肪酸 DHA、EPA、αリノレン酸など 魚油、亜麻仁油

うつや認知症は食べて予防する

アメリカの研究者による論文で n-3系不飽和脂肪酸の摂取がうつ病の予防や治療に有効と書かれている。 脂肪酸は、神経に栄養を与える物質を増やし、脳神経の情報を伝えやすくする働きがあるため、精神疾患にも影響する。
脳にいい食事は

主食 ・・・ 玄米など全粒のもの

主菜 ・・・ 魚 特に イワシ ・ サバ ・ ブリ など

       大豆製品のタンパク質 ー 豆腐など

副菜 ・・・ 野菜 特に ブロッコリー ・ キャベツ ・ ホウレンソウ

資料:2012.11.10 朝日新聞より

n-3系不飽和脂肪酸など抗酸化作用のある複数のサプリメントは認知機能が改善されたと発表された。

2012年10月日本認知症学会



※健康まめ知識は順次更新予定です。取り上げて欲しい話題などありましたらお気軽にお寄せください。
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